山陽小野田市に在宅就労可能な就労支援B型事業所「プラスワンワークス」をオープン

■在宅就労で障害者の就労支援を拡大

就労継続支援B型事業所は、障害者就業・生活支援法に基づく、障害者の方々が一般就労に必要なスキルや知識を習得するための支援を行う事業所です。従来の就労支援B型事業所では、通所が基本となっていましたが、プラスワンワークスでは、在宅就労も可能となります。

在宅就労は、うつなどの精神障害や、身体障害で通所が困難な方でも、自宅にいながら仕事ができるというメリットがあります。また、閉じこもりなどの状態にある方でも、徐々に社会との接点を広げながら、就労につなげていくことができます。

■障害者人口の増加に対応

近年、障害者人口は増加傾向にあります。厚生労働省の調査によると、2022年における15歳以上の障害者人口は約919万人で、総人口に占める割合は約7.3%となっています。今後も、障害者人口の増加が見込まれるため、障害者の方々の就労支援のニーズはますます高まっていくと考えられます。

プラスワンワークスは、在宅就労を実現することで、これまで就労が難しかった障害者の方々の就労支援を拡大し、地域社会への参画を促進していきたいと考えております。また、デイサービスのリネン交換などの作業を、障害者の方に委託することで、介護職員の負担軽減や、地域貢献にもつなげていきたいと考えております。

■事業内容

プラスワンワークスでは、以下の事業内容で、障害者の方々の就労支援を行います。

  • 在宅就労支援
  • アクセサリー作り
  • デイサービスのリネン等

在宅就労支援では、利用者一人ひとりの障害特性やスキルに合わせた作業をアレンジし、自宅で安全に就労できる環境を整えます。また、作業訓練では、パソコン操作やデータ入力などのスキルを習得し、一般就労に必要なスキルを身につけていきます。生活支援では、生活リズムの確立や対人関係の構築など、社会生活を送るための支援を行います。

プラスワンワークスは、障害者の方々が自立した生活を送るための一助となることを目指して、今後も支援の充実に努めてまいります。