働くことの誤解と錯覚

山口県山陽小野田市宇部市でリハビリに特化したデイサービス リハビリデイサービス プラスワンとテレワーク型居宅介護支援事業所プラスワンプランを運営する合同会社アズユーの道祖です。

 

組織づくりをする中でこのような記事を読みましたので共有いたします。

私たちは働きやすい職場づくりに努めていますので、時々働きやすい=スタッフに甘いと勘違いしているような人に出会うことがあります。

その根源はこの誤解と錯覚にあるのではないかと考えています。

 

入社後に社員がしてしまいがちな誤解は、以下の3つです。

 

1会社から評価されてはじめて給与が生まれる

2ルールを守らなくてもよい(ルールを知らない)

3目標を曖昧にしておいてよい

 

まず、1つ目の誤解についてです。

 

どの会社に応募するかを決めるタイミングでは、応募者は会社を評価している状態です。また、面接の際は会社が応募者を評価していますが、同時に応募者も会社を評価しています。つまり、応募者は最低でも2回は会社を評価して入社してくるわけです。その経験が誤解を生んでしまうことがあるのです。

 

入社後は会社がスタッフを評価するのみです。社員の自己評価からは価値は生まれません。「頑張っているのになんで評価してくれないのだろう」という思考は、自己評価の誤解から抜け出せていない状態です。会社から評価されたから給与が生まれる(上がる)という原則を今一度認識してほしいと思います。

 

次に、2つ目の誤解についてです。

 

ルールがあると窮屈と思ったことはありませんか。それは間違いです。実はスタッフがルールを守れていない会社の方が離職者は多くなります。

 

皆が同じルールを平等に守っていると、所属意識を高める効果があります。ルールが守られていない、あるいは守られていなくても指摘されないという会社ではルールを守っているスタッフから離職していきます。所属意識も薄れてしまい、スタッフは自己利益を優先する思考が強くなります。それゆえ、私たちはルールを設けて、それを徹底して守ってもらうようにしています。

 

最後に、3つ目の誤解についてです。

 

目標を曖昧にすることもNGです。目標がはっきりしているからこそ迷わずに努力できるのです。何を達成したら評価されるか分からずに疲れ果て、離職の決断をしてしまうといったスタッフをを出さないように人事評価の整備を行っています。

 

また、「みんなで頑張ろう。チームの結果がよければ一律で平等に評価します」というのは、スタッフにしてみれば責任も問われないので気が楽に感じるときもあるかもしれませんが、成長感を認識できず、よい結果を残しているスタッフから辞めてしまうことにつながるといわれています。

 

特に1つ目の評価はALOLINKによる評価を実施しています。2つ目は会社のルールを入職時に説明しました。そして3つ目の目標は今後開催される経営計画発表会において会社の目標に対して、個人がどのような貢献ができるのか目標を設定してもらう予定です。